自然災害再現施設
目的
日本は、地震や津波、地盤災害(斜面崩壊、土石流、堰止め湖、シンクホールなど)、さらには台風や洪水などの気象災害が頻発する、自然災害の多い国である。これらの災害に対する備えとして、防災教育の充実が重要視されている。中でも琉球諸島は、広範な地理的特性と多様な災害リスクを抱えており、地域に特化した防災・教育体制の整備が不可欠である。
琉球諸島における自然災害に対する社会一般および学生への教育を目的として、各種自然災害のメカニズムを再現できる教育・展示用の自然災害再現装置を製作した。また、これらの装置は、今後、社会基盤デザインコースの「地震工学」や建築コースの「防災工学」の授業でも活用する予定である。
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