気象災害について
竜巻
竜巻は発達した積乱雲に伴う強い上昇気流による激しい渦巻現象である【写真-13】。多くの場合、漏斗状または柱状の雲を伴う。
被災地域は幅数十~数百メートルで、長さが数キロメートルの範囲に集中する。最大で、長さ数十キロメートルに達したこともある。
竜巻は台風に比べてかなり小さいものであるが、局所的に強烈な風を起こし、その移動速度は100km/sに達することがある。
竜巻による被害
竜巻は台風に比べて、規模は小さいが、局所的に強烈な風を発生させ、速度も速いため、被害をもたらすことがある。被害が発生した場合、局所的であっても台風の被害に類似している。【写真-14】から【写真-18】に示す。
【写真-13】竜巻の例
【写真-14】竜巻による建物の被害
【写真-15】竜巻による建物の被害
【写真-16】竜巻によるコンテイナーやビニルハウスの被害
【写真-17】竜巻による照明柱の被害
【写真-18】竜巻によるソーラーパネルや電線の被害